アイサイトとは

究極のぶつからない
クルマをめざして。

クルマ社会を一変させた、
いのちを守る運転支援システム

SUBARUがアイサイトを世に送り出したのは2008年。2009年にはクルマによる自動停止が認められました。コアテクノロジーである「ステレオカメラ」の形状と性能を意味する「EyeSight」の名称は、その信頼の高さから衝突安全性能の代名詞となり、かけがえのない命を守るために交通事故ゼロを望む多くのお客様から支持を得てきました。

コアテクノロジー

ステレオカメラ

アイサイトの予防安全性能は、距離を測ることに秀でた「ステレオカメラ」による認識と制御によって実現しています。このカメラは常に前方を監視し、人の“目”と同じように距離を測ることが可能。さらにクルマや歩行者、白線などを識別できるほか、広い視野角と視認距離、カラー画像によるブレーキランプの認識など、高い認識性能を誇ります。その情報と走行状況をもとに、“頭脳”にあたるソフトウェアが必要な制御を判断し、状況に合わせてクルマの各ユニットを“手足”のように適切に制御します。SUBARUは、このステレオカメラのポテンシャルをコアテクノロジーに据えて、さまざまな先進技術を組み合わせ、時代を追うごとに、より高度な運転支援の進化を実現してきました。

アイサイトの構成

アイサイトは「ステレオカメラ」の優れた認識機能とさまざまな先進技術を組み合わせることにより、高い先進安全性能を実現します。U-Carご購入の際は、アイサイトのバージョン、メーカーオプションとなるアイサイトセイフティプラス等の有無をご確認ください。

図:コアテクノロジー「ステレオカメラ」と先進技術の組み合わせ

バージョン

アイサイトVer.2
2010

ぶつかる前に止まる。クルマ社会を変えた予防安全技術

SUBARUが世界に先駆けて開発したステレオカメラを用いた運転支援システム「アイサイト」は、Ver.2の登場によってクルマによる完全停止ができるようになりました。以前のプリクラッシュブレーキは速度は落としてくれても停車までは行いませんでしたが、30km/h以下なら衝突を回避できるようになったのです。
また全車速追従機能付きクルーズコントロールにおいては自動ブレーキの最大限速度を大幅に高めたことで、都市高速などの先行車の強い減速にも対応できるようになりました。シンプルなシステム構成にしたことで大幅にコスト低減を実現し、アイサイト搭載の普及を加速させました。海外展開もVer.2から開始されます。

アイサイトVer.3
2014

基本性能が向上し、衝突回避と運転アシスト機能がさらに充実

アイサイトVer.3ではステレオカメラの性能が向上します。Ver.3では、ステレオカメラの視野角や距離を拡大したことやカメラのカラー化によって歩行者やクルマの認識がより速くなり、自然で素早いブレーキ制御が可能となりました。
またステアリング制御を導入したこともVer.3の大きな特徴のひとつ。65km/h以上ならぱ「車線中央維持機能」と「車線逸脱抑制機能」が作動できるようになりました。2017年のアイサイト・ツーリングアシストではこのステアリング制御がさらに進化し、作動範囲が0km/hまで広がりました。

新世代アイサイト
2020

より緻密に交通環境を認識し、より幅広いシーンで安全運転をサポート

新世代アイサイトは、視野を大幅に広げた新開発のステレオカメラに加え、高性能ソフトウェアを採用することによって、より緻密に交通環境を認識できるようになりました。さらに発売モデルによっては「360度センシング」を実現。見通しの悪い場所での出会い頭など、より多彩なシーンで衝突回避をサポートします。先行車追従時はアクセル、ブレーキ、ハンドルのアシストが格段に滑らかで自然な制御に磨き上げられ、これまで以上に安心して使える運転支援システムへ進化しています。

アイサイトX
2020

高度運転支援システムを搭載した、最も進化したアイサイト

「アイサイトX」は、「新世代アイサイト」に「高度運転支援システム」を搭載したSUBARU最先端の安全テクノロジーです。GPSや準天頂衛星「みちびき」などからの高精度位置情報と3D高精度地図データを組み合わせることで自車位置を正確に把握。ステレオカメラやレーダーでは検知しきれない行く先々の複雑な道路情報まで認識し、新次元の運転支援を実現します。

協力:内閣府

車種別に
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